国際結婚手続き 〜在日米軍編〜

ミリ妻ライフ

在日米軍との結婚手続き

国際結婚、憧れますよね。海外移住を目指している方は、日本にいながら海外の方と結婚し移住するのも方法の一つかと思います。

今回は私が米軍の彼(海兵隊)と結婚した時の手続きを紹介していこうと思います!

※提出書類や手続きが変更になる場合もあるので、リーガルオフィスに聞くと最新情報がもらえます。こちらは2023年1月の情報です。

私の結婚手続きにかかった期間を簡単に説明します。

2022年12月末 マリッジセミナーに参加

2023年1月20日頃 リーガルオフィス予約1回目

2023年1月31日 リーガルオフィス予約2回目、市役所に書類提出

1、マリッジセミナーに参加する

パートナーとの結婚が決まったら、米軍が定期的に開催するマリッジセミナーに参加します。参加は米軍に所属しているパートナーのみでOKです。こちらは基地にもよるかと思いますが、私の彼の基地では大体月1回ぐらいの頻度で行われているようです。

中にはマリッジセミナーに参加しなかったという知り合いもいましたが、結婚のみでなくVISA申請などの有益な情報も聞けるので参加することをお勧めします。

2、日本の市役所での手続きに必要な書類を集める

市役所に提出する書類は以下になります。

①婚姻届

②婚姻要件具備証明書(Affidavit of Competency to Marry)と日本語訳

③米軍の彼のパスポートまたはBirth Certificate(Birth Certificateは日本語訳も必要)

④米軍の彼のミリタリーIDと日本語訳

⑤日本人の私の戸籍全部事項証明書

⑥外国人との婚姻による氏の変更届(氏名変更する場合)

※必要書類が分からない場合は、市役所にお問い合わせください。

①婚姻届

こちらは彼のサイン以外はすべて日本語で記入する必要があります。彼の名前は英語表記ではなく、カタカナで記入します。氏の欄に彼のラストネーム、名の欄にファーストネーム、ミドルネームとなります。彼の住所はアメリカに住所登録があれば、アメリカ合衆国と書けばOKです。

私の場合、承認欄は私の両親に書いてもらったので、それ以外はすべて私が書きました。

最後に彼にサインしてもらえば完了です。

②婚姻要件具備証明書(Affidavit of Competency to Marry)と日本語訳

こちらは彼が所属している基地内のリーガルオフィスに発行してもらいます。

リーガルオフィスに行く際は予約が必須なので気を付けて!

オフィスには2度行く必要があります。

1度目はオフィスの担当者の人からの説明、Birth Certificateのコピーを提出、そして書類を渡されます。帰宅後、書類に記入してスキャンし、それを担当者にメールで送りました。担当者確認後、書類を取りに行く日の予約のメールが来るので、2回目の予約をします。

2度目はオフィスに行き、完成した婚姻要件具備証明書が間違えていないか確認します。その後、サインとハンコをもらったら完了です!

私の場合、彼が3週間前に予約してくれたのに、受付の人が予約を入れ忘れ、そこからさらに2週間待ちました…予約が取りにくかったので、早めがGoodです。

ちなみに、リーガルオフィスから婚姻要件具備証明書、Birth Certificate、ミリタリーIDの日本語訳テンプレートを頂きました。個人情報を入力する欄のみ空欄になっており、その他はすでに日本語訳されていました。もし個人で日本語訳する場合は、テンプレートがあるか聞いてみるといいかもしれません!

③米軍の彼のパスポートまたはBirth Certificate

こちらは米軍の彼の国籍を証明するのに必要な書類です。私の彼はパスポートを持っていないので、Birth Certificateを提出しました。Birth Certificateの日本語訳は、リーガルオフィスにもらったテンプレートを使用しました。パスポートは日本語訳は不要です。

Birth Certificateは原本を提出するように言われますが、書類確認に必要なだけなので、原本は必ず返却してもらうように伝えてください。私は念のため原本とコピーを持っていきましたが、市役所の方がコピーをとってくれたので私のコピーは不要でした。

Birth Certificateは再発行に時間とお金がかかるので、原本提出はNGです。(いろんな手続きに必要な書類なので彼が困ります)

④米軍の彼のミリタリーIDと日本語訳

ミリタリーIDは現物とコピーを持っていきました。日本語訳はBirth Certificateと同じく、テンプレートを使用しました。

⑤日本人の私の戸籍全部事項証明書

私の場合、本籍が県外にあったので戸籍全部事項証明書が必要でした。コンビニで取得したので時間はかかりませんでした。

⑥外国人との婚姻による氏の変更届(氏名変更する場合)

こちらは彼の名字に変更したい場合に必要な書類です。市役所からもらえるので、変更する方は窓口で聞いてみてください。婚姻届受理後、6か月以内に提出する必要があります。

ここまでが市役所に提出書類になります。

婚姻届が受理されたら、市役所から婚姻届受理証明書を発行してもらいます。

婚姻届受理証明書

発行は婚姻届を提出した日に発行可能です。私は平日の昼間に提出したのですが、1時間ぐらいで発行できました。

こちらは米軍に提出したり、VISAの申請に必要なので必ず複数枚発行をしてください。

賞状のような大きなものは1枚1,400円、A4サイズのものは1枚350円でした。

以上でめでたく入籍できました!必要書類に不備がなければ、手続きはスムーズにできます。婚姻要件具備証明書をもらうのに時間がかかるので、余裕をもって準備することをオススメします。

米軍のパートナーと結婚予定の方の参考になればいいなと思います。みなさん、お幸せに!

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